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佐伯市のアーチストマップができました。

 

最新ニュース】2018年11月19日(月)から遊志庵で縁側カフェがオープンします!毎週月曜日(午前10時から午後7時まで)と火曜日(午前10時から午後5時まで)の二日間のみ営業となります。薪ストーブを温めて、皆様のご利用をお待ちしております!

2017年5月から「あまべ文化研究所」のフェイスブックができました。このスクリーンの最下部にある「フェイスブックに接続する」のボタンをクリックすると「あまべ文化研究所」の写真と文字が出てきますので、文字をクリックしてフェイスブックの内容をご覧ください。イベント等のお知らせ、内容や報告はフェイスブックをご覧ください。イベントの予定等はホームページの「予約済み日程のお知らせ」でも確認できます。

2017年4月29日 アフターを観る会が盛況の中終了しました!

 思えばほぼ一年前の4月30日に「ビフォーを観る会」を催し、再生前のガタガタの状態の古民家をあえて皆さんに観ていただきました。それから寺岡建築の大工さんたち、臼杵の左官屋さんたちをはじめとした、多くの工事業者の方々の努力と苦労の賜物として古民家が2017年4月29日に「遊志庵」として生まれ変わりました。

 この日は、一年前に「ビフォーを観る会」に参加してくださった方々を招待し、午前の部と午後の部で約百名近い参加者が訪れました。古川設計士のスライド上映による古民家再生工事の解説と共に、熊本地震で被災した家屋の状況などのお話は大変興味深かったです。お祝いムードを盛り上げたのは地元のバンドのジャズスイングオーケストラのジャズ演奏で、カーペンターズのメロディーは特に好評でした。

 左の写真は午後の部の参加者との記念写真です。どことなく家も喜んでいるように思えました。

 アフターを観る会の詳細な内容や数々の写真はできたてほやほやのFacebookに載せますので是非ご覧ください!

2017年3月26日のたけのこ掘りの会

 この冬は雨が少なく、からからな日々が続き、昨年は3月中旬から出ていたたけのこがまったく出ていませんでした。とはいえ、カナダに住んでいるという私の同窓の娘さんとその子どもたちにとってたけのこ堀り体験は貴重なので、帰国前に思いきってたけのこ掘りの会を実施することにしました。以前土壁塗りワークショップに参加された方々も二人ほど来てくださいました。幸い3月26日(日曜)以前に久々に恵みの雨が何度か降って、たけのこがいくつか小さなあたまを出すようになり、当日は20個近いたけのこの収穫がありました。小さいこどもたちも、斜面をころぶことなく上り下りして元気にたけのこ堀りに参加しました。収穫すると、採れ立ちのたけのこをすぐ鉄釜でゆでていただいたり、小さいものはアルミホイルで包んでバーベキューにしたり、旬のたけのこを味わうことができて皆満足でした!写真は釜の湯をわかすために薪をくべている米澤さんの奮闘している姿や、日本の里山ライフを満喫している子どもたちです。

2016年10月29日に土壁塗りワークショップを実施しました

10月22日(土)に予定していた土壁塗りワークショップは雨の為一週間延期となり、29日に無事実施できました。今回も、宇佐や豊後大野の千歳などの遠方から参加する方々もいましたし、二人の地域おこし協力隊の方々や佐伯市役所職員が家族連れで参加するなど、総勢14人、内女性5人、子ども2人と大変なにぎわいのうちに古民家の北側の外壁すべてを二時間弱で塗り上げることができました。

 臼杵の左官職人の川野さんと三重野さんのお二人の指導のもとに、まずは土に藁と水をまぜ、若干柔らかく練り上げる作業を長靴を履いて足でやることになりました。私も体験しましたが、ねばりがあって長靴がすいついてしまい、なかなか足を上げられません。田圃に足を入れた時のような感触です。他の職人さんたちは、「裸足でやらんと駄目よ」と笑っていました。その間、別のグループは壁の両端の柱を汚さないように、マスキンテープを張ったり、床下にブルーシートを敷いて、土壁が落ちても基礎が汚れないようにしました。

 次は練った土をバケツに入れて運び、大きな長方形の容器に入れて、壁土を柄の長い木製のヘラで適量すくいあげ、コテ板にのせ、それをコテでさらにすくいあげて土壁塗りをします。みな交代しながら、土壁塗りを体験しました。奮闘する姿の写真をご覧ください!特に役割分担もしませんでしたが、それぞれが自発的に必要な作業を判断し、助け合って上手に壁塗りが進行していたので、初めて顔を合わせたグルーブの素晴らしい協力体制に驚きでした!

 そのうち、皆さんが必死に塗っている北側の壁は、後に板張りにするということを伝えると、自分のマスターピースが板に隠れてしまうことを大変残念がっているようでした(笑)。12時前には予定通り北側の壁すべてを塗り上げ、カレーライスを職人さんたちと共に食べて、無事今日のイベントは終了しました。コテで土壁塗りしたある人の感想は「筋肉痛で腕が痛い」ということで、かなり土が重かったようです。すっすっとコテを動かし美しく最後の仕上げをやっていただいたプロの職人さんの技に、皆感心しきりでした。今日もケーブルテレビ佐伯が撮影をして下さり、来年の遊志庵のオープニングイベントのニュースと共に、今日の壁塗りの映像も使われるとのことです。今回もたくさんのご参加大変ありがとうございました!

2016年9月30日に唐紙セミナーを開催しました

佐伯市の城下町観光交流館の二階研修室にて、午後二時から四時にかけて、滋賀県東近江市で唐紙の版画工房をお持ちの野田拓真さんによる唐紙セミナーを開催しました。

 当日は15人の参加者や10人の関係者、大分合同新聞社や佐伯ケーブルテレビなどの取材もあり、セミナーは盛況のうちに幕を閉じました。セミナー開始前に、参加者の自己紹介をしていただきましたが、陶芸家、公務員、アーティスト、住職、神楽面職人、自営業者、主婦、会社員等、多様な顔ぶれが印象的でした。また、参加者には手作りのかぼす風味の淡雪と桜餅の和菓子とお茶が提供されました。

 まず、野田さんがホワイトボードを使って、唐紙の歴史や専門用語などを解説し、スライドで唐紙製作の過程の写真や、これまで製作した襖、屏風、壁紙などを見せていただきました。

 セミナーの目玉は、実際に唐紙を擦る体験です。まずは野田さんによるデモンストレーションのあと、女性二人、男性一人が希望して、野田さんの指導を受けながら「ふるい」と呼ばれる丸い木枠に布を張った道具に色を載せ、版木にふるいを軽くたたくようにして色をのせ、その上に和紙を載せ、手で軽く押さえて紙を離すと出来上がりです。体験した方々のうれしそうな表情が語るように、シンプルながらも、こうしたモノづくりには喜びが生まれてきます。体験した人は自分でその唐紙を持ち帰ることができたので、良い思い出の品になるでしょう。セミナー中にも、参加者から活発な質問が飛び交い、セミナー後の交流会でも、野田さんが持参したさまざまな唐紙のデザインのサンプルを実際に手に持ってみることができ、大変好評でした。セミナーを終わって、野田さんも始めて大分県の佐伯市を訪れてセミナーをやってみて、大変良い経験ができましたと喜んでいらっしゃいました。野田さんは戸穴で再生中の古民家の事務所の四つの襖に貼る唐紙をこれからデザインして下さいます。襖は佐伯の京町の龍豊堂の木村さんにお願いしますので、合作となります。

 

2016年7月28日に大入島で筏づくり実験をしました

発明クラブ主催で、夏休み中の8月20日に大入島内外の子どもたちが一緒に筏を作って筏漕ぎ競争をするという教室をすることになりました。ということで、設計した筏がうまく浮くのか、この日に実験をしました。私は手伝いはせず、写真を撮るだけでした(笑)。第一段階では、大人一人が乗るとやや沈んでしまい、バランスが悪く、ひっくり返ってしまいました。そこで、第二段階としてペットボトルを増やして、さらに用意していたアウトリガーを付けてみると、ずっとバランスがよくなりました。大人二人がのると筏は水面下に潜ってしまうものの、なんとか体重を支えていたので、子ども二人なら十分なようです。一人が遠浅まで漕いでみようと試みましたがなかなか進まず、方向転換をしようとしてひっくり返る一こまもありました。気温は30度を超えていたはずですが、浜辺はずっと海風が吹いていて、とても気持ちの良い一日でした。お昼は大入島で小川さんが釣ったタコとアジの刺身に舌つづみを打ちました。

2016年6月16日と7月17日に「発明クラブ」の仲間たちが筏用に古民家の孟宗竹を伐採しました

7月17日:6月に伐採した竹を、筏の設計図に従って、切りそろえる作業をやっています(右から一番目と二番目の写真)。これを大入島へ持ち帰って7月28日に筏づくりをするそうなので、私も参加する予定です。

6月16日:梅雨はまだ続いています。今日は雨にもかかわらず、発明クラブの仲間たち(三人)が戸穴の古民家の竹を切りにやってきました。なんでも、子どもたちが乗って遊べるような筏を作るとのことです。サイズはあまり太くない竹を使うようです。釣りが得意な小川さんから大入島で釣れたサバのおすそわけもしていただきました!今日のところは伐採のみで、少したって竹が乾いたころに大入島へ持っていって筏づくりをするようです。

2016年5月29日に古民家の孟宗竹を使った竹飯づくりを「やまもりの会」が実施しました

佐伯市の長良にあるNPO法人「やまもりの会」の森林環境学習会に参加して子どもたちと一緒に竹飯の作り方を学習してきました。この竹飯の竹は、戸穴の古民家所有の孟宗竹の竹林から採ってきたものです。少々小ぶりなので、一つの竹飯用の竹に2合のコメを詰め込みました。写真にあるように、ドラム缶を半分割って薪を燃やし、雨どいを半分に割ったものをその上に並べ、そこに竹飯の竹を並べて竹ごとご飯を炊きます。竹に小さい穴をあけているので、時々その蓋を取って、ご飯がうまく炊けているかをチェックし、火からおろします。次は竹飯の竹を道具を使って上の部分を割りますと、ほかほかに炊けたごはんが底の方にきれいに並んでいます。ごはんは竹の油がしみ込んで、ほくほくと柔らかい味がし、日ごろあまりご飯を食べない子どもたちも何度もお代わりをしていました。山で採れた五三竹やきくらげなど、山の幸たっぷりのみそ汁と一緒に食べると食がすすみました。

2016年4月30日の「ビフォーを観る会」は盛況のうちに終了しました!

 もともと4月23日(土)に予定していた「ビフォーを観る会」は、4月14日と16日に発生した熊本地震の被害によって、古川設計士のご都合がつかなくなり、30日に延期となりました。

 不幸中の幸いということかもしれませんが30日は好天に恵まれ、受付に登録された参加者は69人(22人が地元住民)で、関係者を含めると90人近くの参加となりました。一度に全員が古民家に入りきれないので、二つのグループに分けて、屋外での私の「あまべ文化研究所の展望」の話と、屋内での古川先生の現状と再生の解説を同時に行い、その後グループを交換して同じ内容を二回繰り返し、1時間10分ほどで無事現場のプログラムを終了しました。

 その後は歩いて3分ほどの河内区公民館に移動していただき、そこで旬のタケノコ料理を楽しんでいただきながら古川先生のビフォーアフター受賞の際の15分ほどの番組録画を楽しんだり、スライドによる伝統建築と現代型住宅の違いの話や、戸穴の古民家再生のデザインなどの説明を聞いていただきました。およそ7時頃まで地区住民の方々と地区外の方々の楽しい語らいの場が続き、今回のイベントは無事終了しました。

 メディア関係では大分合同新聞や佐伯ケーブルテレビが取材してくださいました。適時に、情報発信されると期待しています。

 このイベントの成功の陰には、多くの人々の献身的な準備とご協力がありました。お手伝いをしていただいた母の友人や知人の主婦の皆様、また、佐伯市の地域づくりに長年かかわっている「彩木の会」の方々、そして私の中学や高校の同級生の皆さんや知人の方々、寺岡棟梁、古民家を長年管理してくださった広瀬御夫妻にこの場を借りて、心よりお礼を申し上げます。

 次は古民家再生工事まっさかりの夏ごろに、小さいイベントを企画する予定ですので、確定しましたらUpdated Newsにお知らせを載せます。




遊志庵がオープンしました!

2017年4月29日の「アフターを観る会」において遊志庵がオープンしました。

住所

876-1106 大分県佐伯市戸穴字中間1304-1
 

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